産経WEST

【エンタメよもやま話】豪で中国人留学生襲撃、相次ぐ…大使館が警戒呼びかける異常

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【エンタメよもやま話】
豪で中国人留学生襲撃、相次ぐ…大使館が警戒呼びかける異常

オーストラリアの首都キャンベラで中国人留学生が襲われた事件などを紹介するオーストラリア公共放送(ABC)のニュースサイト(2017年12月20日付) オーストラリアの首都キャンベラで中国人留学生が襲われた事件などを紹介するオーストラリア公共放送(ABC)のニュースサイト(2017年12月20日付)

 一部の学生は、中国政府(←中国共産党)によるネット検閲のせいで、外国人の入学に関するサイトにアクセスする際、トラブルが発生していると指摘。

 一方、中国の国営メディアは、海外で勉強すべきでない理由として、結婚相手を見つけることが難しいだとか、雇用が保証されないだとか、誘拐され、殺されても地方自治体は何もしてくれない-といったネガティブな話をあげつらっているといいます。

 さらに、日本の旧文部省にあたる中華人民共和国教育部の2016年の文書でも、海外留学生たちの「愛国的エネルギー」を活用するため、母国や大使館、領事館、留学生のグループらが結びつくネットワークの必要性を説いていたというのです。

 しかし、こうした動きを敏感に感じ取り、反発が高まっているのも事実です。

 昨年の12月19日付のSCMP(電子版)などが報じているのですが、現在、オーストラリアの高校や大学などで学ぶ計約19万人の中国人留学生たちが、現地の人から襲撃を受ける事例が多発しているというのです。

 昨年10月末には、首都キャンベラのバス停留所で、中国人の高校生(留学生)3人が現地の若者から“タバコをくれ”と言い寄られ、それを拒否したところ、彼らから暴行を受け、うち1人が病院に運ばれました。数日後、犯人の2人は逮捕されました。

 地元警察は、この一件が人種問題とは関係がないと主張していますが、オーストラリアの留学生たちに衝撃を与えました。現地の中国大使館は学生に対し「脅迫(きょうはく)や激しい攻撃といった緊急事態が起きたときは、落ち着いて警察に連絡し、中国大使館に直ちに連絡してほしい」と警告しました。

 また昨年8月には、オーストラリア国立大学に通う18歳の男子学生が、授業中、同じクラスの中国人留学生4人と女性講師を突然、野球のバットで殴打する事件も起きています。この男子学生は殺人未遂の現行犯で逮捕されました。

中国共産党“静かなる世界侵略”…批判本なぜか豪州で出版中止に

このニュースの写真

  • 豪で中国人留学生襲撃、相次ぐ…大使館が警戒呼びかける異常
  • 豪で中国人留学生襲撃、相次ぐ…大使館が警戒呼びかける異常

関連ニュース

「産経WEST」のランキング