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【ボストンから一言(6)】反日政権くぐり抜け日韓基本条約で時の人に 東京帝国大卒の韓国の秀才

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 患者として知っておくべきことや必要とするであろう事柄が事細かに記載されており、他には州のヨガ教室やマッサージ、鍼医、霊気療法、かつら店などのリストもあった。

 そしてこう告げられた。

 「女性患者にとって一番のショックは脱毛です。患者たちの集まりがありますから、家に近い場所をリストから選び参加して経験談を聞いたり話し合ったりすると気分がなぐさめられますよ」

 私は、「行きません。そこに行って自分もいずれあのような頭になるのかと目にしたら、もっとショックを受けるでしょうから」と返事をした。

 そうすると、「がん患者は往々にして鬱になりやすいので、他にこのような集まりもありますよ。そこでは、心に鬱積した思いや不安をお互いに打ち明け、話し合うことを勧めます。これは心理的に効果があります」と優しく言ってくれた。

 「ご親切は、とても有り難いのですが、鬱の人たちに囲まれたら私まで鬱になってしまいます。それに育った環境や現在の生活状態も違う人たちと分かり合えるとは思いませんので、それも行きません」と断ると、「気が変わったら是非参加をされてください」と笑顔で言われた。

 ケモ治療の副作用として味覚障害を説明され、レモンをかじりながら食事をすると良いとのこと。

 私にとって、これが一番重要に思えた。

 ゆうに1時間半も費やして親身に説明をしてくれた彼女に申し訳なかった。

 ◆       ◆

【プロフィル】新田多美子(Tamiko Arata) 大分県津久見市生まれ。72歳。1983年に米ボストンに移住し、日本などからの留学者向けに住居の手配、生活用品の買い物、車購入と自動車保険など生活の立ち上げサービスの仕事をしている。

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