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【鬼筆のスポ魂】野球版totoの必要性説いていた星野氏 「子供がサッカーなどに流れ底辺が浸食されている。流れを変えないと…」

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【鬼筆のスポ魂】
野球版totoの必要性説いていた星野氏 「子供がサッカーなどに流れ底辺が浸食されている。流れを変えないと…」

2013年日本シリーズを振り返りヤンキース・田中将大(右)と話し合う星野仙一氏=東京都港区 2013年日本シリーズを振り返りヤンキース・田中将大(右)と話し合う星野仙一氏=東京都港区

 熱く語った後、続けたのが「野球くじ」導入プラン。「野球界発展のためにはまず財源がいる。地方に新たな球場やグラウンドを造ったり、親の負担を軽減できる援助をしたり。お金が潤沢にあれば球界の環境も違ってくるはずだ」と話した。星野氏は当時、水面下で熊崎コミッショナーと接触し、「野球くじ」を導入するように強く進言していた。

 サッカーJリーグなどを対象としたスポーツ振興くじは16年度の売り上げが約1118億円にのぼる。収益は新スタジアム建設費や、スポーツ団体へ助成されている。「野球くじ」が導入されればプロ野球も助成の対象となり、NPBと12球団が行う野球振興事業に充てられる他、新球場の建設、地方のグラウンド設備の拡充などに使われる。そうなれば子供たちが野球に接する機会が増え、少子化や他のスポーツへの流出で目減りする野球界の底辺をもう一度盛り返せる。

 NPBの野球振興事業の年間費用は約1億円。球団譲渡の際に参入球団から支払われる野球振興協力金4億円を積み立てているが、今後2、3年で底を突く。新たな財源確保の必要に迫られている背景もある。野球賭博の再発防止のため、「賭博性ゼロ」の「非予想型」が最低条件になるだろうが、今回、沖縄で行われた委員会の空気感からすれば導入は一気に前に進むはずだ。

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