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ツキノワグマ生息数254頭、調査開始以降で最多 岡山県

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ツキノワグマ生息数254頭、調査開始以降で最多 岡山県

平成29年6月に美作市で捕獲されたツキノワグマ 平成29年6月に美作市で捕獲されたツキノワグマ

 岡山県内に生息するツキノワグマの数は、平成29年末時点の推定で254頭と、調査を始めた24年度以降で過去最多となったことがわかった。県は人身被害を危惧し、今年度から17年ぶりに狩猟を解禁したが、報告は1件のみにとどまっており、狩猟講習の積極的参加などを呼びかけている。

 21日に県が発表。調査は、野生鳥獣対策連携センター(兵庫県丹波市)に委託。過去の出没件数や捕獲数、ドングリの実の豊凶調査結果などを基に推定した。

 発表によると、9割の確率で正しいとされる推定生息数は134~432頭の範囲で、「中央値」が254頭となった。27年が188頭、28年が216頭と、年々増加傾向にある。

 今年度の目撃件数は124頭で、うち美作市が72件、西粟倉村13件などと、県北東部に集中している。

 県は、ツキノワグマを絶滅の恐れがある地域個体群とし、12年に保護管理計画を策定。狩猟による捕獲を禁止した。

 オリなどで捕獲されたクマは個体識別用のタグをつけ、里に現れないよう、唐辛子成分入りのスプレーなどで恐怖心を与え奥山に放す「学習放獣」を行い、集落近くで再捕獲された場合に限り殺処分する「有害捕獲」としていた。

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