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「ユニバーサルマナー」を企業が積極導入 さまざまな人と暮らす心遣い、東京五輪・パラや大阪万博に向け機運急上昇

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「ユニバーサルマナー」を企業が積極導入 さまざまな人と暮らす心遣い、東京五輪・パラや大阪万博に向け機運急上昇

伊藤忠テクノソリューションズが開いた「ユニバーサルマナー検定」の講座。障害者や高齢者が困っている場面の写真を見て、何が不自由かを考えるグループワークも行われた =1月26日、大阪市北区(同社提供) 伊藤忠テクノソリューションズが開いた「ユニバーサルマナー検定」の講座。障害者や高齢者が困っている場面の写真を見て、何が不自由かを考えるグループワークも行われた =1月26日、大阪市北区(同社提供)

 高齢者や障害者、外国人、ベビーカー利用者など、さまざまな人々と共に暮らすための心遣いや行動の規範「ユニバーサルマナー」が、企業から注目を集めている。2020年東京五輪・パラリンピックや、25年の大阪開催を誘致している万国博覧会(万博)を見据えダイバーシティ(多様性)対応が求められているからだ。加えて、「自分と違う視点」がビジネスに役立つとの認識も広まりつつある。認定制度「ユニバーサルマナー検定」の導入企業はすでに400社。検定を創設した大阪のベンチャー企業、ミライロ(大阪市淀川区)は「多様性を社会の力や価値に変えたい」と意気込んでいる。(上野嘉之)

テレビ会議でも参加

 システム開発大手の伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は1月26日、大阪・梅田の西日本支社でユニバーサルマナー検定3級の講座を開催。管理職を含め約60人がオフィスに集まったほか、テレビ会議システムを通じて名古屋、広島、福岡からの参加もあり、受講者は100人にのぼった。

 講師を務めたミライロ社員の岸田ひろ実さん(49)は、長男がダウン症を持って生まれ、自身も40歳で大病から下半身まひとなり、車いすで生活する。そんな経験を生かし、今では年間180回も講演してユニバーサルマナーの普及に努めている。

 この日の講座では、高齢者や障害者への向き合い方、声のかけ方などが体系的に説明された後、困っている場面の写真を見て、何がどう不自由かを考えるグループワークも行われた。参加者は「まず『何かお手伝いできることはありますか』と声をかけるなど、具体的にとるべき行動が分かった」と話し、成果を実感していた。

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