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【衝撃事件の核心】2回の事故で6千万円…家族ぐるみで保険詐欺、14人が画策した悪知恵とは

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【衝撃事件の核心】
2回の事故で6千万円…家族ぐるみで保険詐欺、14人が画策した悪知恵とは

大久保容疑者らが3件目の追突事故を起こした交差点=2月14日、大阪府寝屋川市太秦高塚町 大久保容疑者らが3件目の追突事故を起こした交差点=2月14日、大阪府寝屋川市太秦高塚町

 「同じ車で二度当てした可能性がある」。同課の捜査員はそう見抜き、事故車両と同じ車種を使った実証実験を行った。

 その結果、追突車両と位置関係がぴったり重なるパターンが浮かび上がった。左右それぞれに追突-。すなわち二度当ての場合にできる傷だった。

無関係車両も巻き込み…

 一方で父親らは、ケース3の保険金がなかなか支払われないことに焦りを覚えていた。

 事故を不審に思った保険会社が支払いを保留していたためだったが、捜査関係者によれば、父親らは3件目の事故の当事者が多かったことが、支払い遅延の原因と考えた。

 《ケース4、28年10月、大阪府四條畷市内の市道交差点。軽乗用車が別の軽乗用車に追突、弾みでさらに前方の車にも追突》

 軽乗用車には長女(33)と父親の知人男G(24)の2人。

 追突側はケース3の無職男Dのみが乗っていた。

 当事者を3人に減らしたうえで犯行に及んだが、今度はスピードを出しすぎたのか、勢いあまってさらに前方の無関係の車両を巻き込む玉突き事故に発展してしまう。

 ドライバーにけがはなかったものの、悪質性は看過できないものになっていた。そして昨年10月、府警はケース3の事故を偽装したとして父親ら8人を逮捕。その後も家族や知人らを順次逮捕していった。

 父親は容疑を認め、自動車保険金詐欺を思い立った理由について「金のもうかる方法はないかと考えていたら、知り合いの暴力団まがいの人から教えてもらった」と供述したという。

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