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AIを口内医療に活用 大阪大歯学部が構想、がんや虫歯

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AIを口内医療に活用 大阪大歯学部が構想、がんや虫歯

記者会見する大阪大歯学部付属病院の村上伸也病院長=20日午後、大阪府吹田市 記者会見する大阪大歯学部付属病院の村上伸也病院長=20日午後、大阪府吹田市

 大阪大歯学部とNECは20日、人工知能(AI)を用いたデータ解析を、口の中にできるがんや口内炎、虫歯の診療などに役立てる構想を発表した。これまで医師の技術や経験に依存していた診療分野に、最新の情報通信技術(ICT)を導入し、より速く確実な医療を目指す。

 大阪大では歯学部の付属病院が保有する一部の患者のデータを利用。口内を撮影してがんや口内炎などを早期に見つけ、専門機関の受診の必要性を調べられるAIの開発を進めている。歯型の3次元模型や歯のエックス線撮影画像の情報から効果的な歯の矯正を導き出すAIや、高齢者の歯並びのデータを学習して歯を失いやすい人を判定するAIの実現にも取り組んできた。

 今回の構想は、こうした研究に一定の成果が得られたため、実用化に向けて規模を拡大し、有用性を確かめる。膨大な診療情報を、大阪大のスーパーコンピューターで解析し、データの扱いについては、患者が特定できない形で情報を抽出する仕組みの構築に当たる。

 村上伸也病院長は「患者情報を守りつつ活用し、歯科医療の変革をもたらしたい」とした。

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