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【軍事ワールド】イージス・アショア導入で「統合的な防衛が可能に」 ロッキード・マーティン社担当副社長インタビュー(後編)

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【軍事ワールド】
イージス・アショア導入で「統合的な防衛が可能に」 ロッキード・マーティン社担当副社長インタビュー(後編)

SSRの性能を示す概念図。弾道ミサイル対応・迎撃の範囲が大きく広がることがわかる(ロッキード・マーティン提供) SSRの性能を示す概念図。弾道ミサイル対応・迎撃の範囲が大きく広がることがわかる(ロッキード・マーティン提供)

 日本への配備が閣議決定された地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」。製造メーカーである米ロッキード・マーティンのブラッド・ヒックス担当副社長が産経新聞の取材に応じ、イージス・アショアの特徴や防衛能力について語った。また日本向けのイージス・アショアについては、既存のものより高性能なソリッド・ステート・レーダーを日本側に提案していることも明らかにした。(岡田敏彦)

 イージス艦とイージスアショアの能力にはどんな違いがあるのでしょう

 「まずイージス艦とイージス・アショアのいずれか、どちらか(が優れている)というより、両方が補完的な能力を持っていると考えています。脅威とは完全に予測するのは難しいものです。防衛能力としてイージス艦とイージス・アショアの両方を持っておくことによって、より深いディフェンスが可能になると思います」

 《イージス・アショアは陸上施設にイージス艦の能力を設置したもの。イージス艦は敵戦闘機や攻撃機など100以上個の目標を同時に捕捉、搭載するSM2ミサイルで迎撃できる。また高性能なレーダーをいかし、SM3ミサイルを用いれば北朝鮮の弾道ミサイルも迎撃可能とされる。日本配備は23年度の予定》

 それぞれの特徴は

 「イージス艦は、複数の機能を持っています。例えば(敵対勢力の)潜水艦に対応する能力や、対艦ミサイルに対応する能力など、さまざまなものを持っています。BMD(弾道ミサイル防衛)の能力だけではありません」

 現在、海上自衛隊でBMD能力を持つイージス艦は6隻ですが、北朝鮮の核・ミサイル危機に対応して任務(出航)期間が長期化するなど、乗組員の負担が増しています。また定期的に必要なドック入りも必要となり、その間は活動できない。その点をイージス・アショアはカバーできるとききますが。

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