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政活費不正流用、元市議3人に有罪 「制度の信頼を大きく損ねた」神戸地裁

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政活費不正流用、元市議3人に有罪 「制度の信頼を大きく損ねた」神戸地裁

 平成27年に発覚した神戸市議会の会派「自民党神戸」(解散)による政務活動費(政活費)の不正流用事件で、政活費計約2300万円をだまし取ったとして詐欺罪で在宅起訴された元市議3人の判決公判が19日、神戸地裁で開かれた。小倉哲浩裁判長は岡島亮介=本名・亮輔=被告(75)に懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 また、竹重栄二(69)、梅田幸広(68)両被告は、いずれも懲役1年6月、執行猶予4年(同1年6月)とした。3人とも昨年12月の初公判で起訴内容を認めていた。

 判決理由で小倉裁判長は、3人の犯行を「政活費制度の信頼を大きく損ねた」と強調した上で、だまし取った政活費の一部は会派の裏金として利用されたことから「強い非難は免れない」と指摘。特に岡島被告は「(犯行時期が)会派代表だったこともあり責任は重い」と述べた。

 判決によると、3人は架空や水増しした領収書を添付した収支報告書を作成し、岡島被告は24~26年度に約969万円、竹重被告は22~26年度に約656万円、梅田被告は22~26年度に約684万円の政活費をそれぞれ詐取した。

 判決を受け、神戸市議会の北川道夫議長は「再発防止に努め、信頼回復を図っていきたい」とコメントした。

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