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【華麗なる宝塚】星組トップ・紅ゆずる「ぶれない軸」 名作中の名作「うたかたの恋」、演じるのは怖いが「挑みたい」

 「昔から母がみそを使った料理を作ってくれたし。朝から、五平餅も平気(笑)。愛知の方ってキラキラするものが好きな方が多いでしょ。私も大好き。大阪と通ずるものがある」

 劇場の思い出も深い。楽屋まで行くエレベーターは観客も使用する。宝塚ファンは行儀がよく、紅に気を使い、会わないようにしてくれているが、偶然、会ってしまうときもある。

 「ご観劇ありがとうございました~、みたいになるときも(笑)。そこでリアルな感想を聞けるのは貴重な機会でめっちゃ楽しい」

 ファンへの“神対応”。源には、自身が熱心な宝塚ファンだった学生時代の「すてきな思い出」がある。大阪・難波のダンス用品店にタカラジェンヌが来るという噂を聞き、「同じ空間を味わいたい」と友人と足を運んだ。

 「目的は店に行くこと」だった。が偶然、当時、若手スターの元月組トップ、霧矢大夢(きりや・ひろむ)と娘役スターの西條三恵(さいじょう・みえ)が来店。迷った末、勇気を出して声を掛け、「サインいただけますか?」と自作の“宝塚スクラップ”を出した。2人は快く引き受けてくれたという。

 「宝塚のチラシをチョキチョキしてベタベタ貼った(笑)ノートのトップページに。宝物になり、励みにもなりました。わずか数秒のことなんですけど、もらった人はずっと忘れない」

 自身は今、町中で出会ったファンともできる限り、話す。「声をかけていただいたらうれしいし。話しかけていただいた勇気に応えたい」。今の時代、写真やサインは難しいが、「握手とか、できるだけ、何かしたいと思っています」。

■  ■  ■

 すべての仕事は、コミュニケーションでつながっていくと考える。「取材もそう。役作りを話すことで気付くことがあるし、整理される」とほほ笑んだ。

 4月の宝塚大劇場公演の芝居は落語をもとにした作品。秋には主演の台湾公演も控える。「今年は、面白い、楽しいのは大前提ですが、そこに爪痕をギュッと残せたら、と思う1年です。台湾でもコミュニケーションできたら」

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