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【華麗なる宝塚】星組トップ・紅ゆずる「ぶれない軸」 名作中の名作「うたかたの恋」、演じるのは怖いが「挑みたい」

 が、役の内面は「真っ白一色ではない」と感じた。「皇太子としてがんじがらめの状態で生きる中、マリーと出会い、心から笑えた。心の葛藤が出せたら」

 役を通し、気付いたことがある。「ルドルフは八方塞がりの状況。でも私はそんな経験はない。すごく恵まれた環境で育ってきたと改めて思う」と話す。

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 トップに就任して1年が過ぎた。「もちろん、責任を感じている。でも時に仲間を頼って、分け合ってもいいかなと思う。みんなで歩むことで組は1つになるから」

 組の顔として表に出てはいても、「トップは特別な人ではない」ことが持論。「同じ板(舞台)の上ではみんな一緒」。リーダー像は人ぞれぞれ。「私はトップ対組子(組のメンバー)じゃなく、1対1って考え。『こうやって進むトップもいる』という、1つのケースになれば」と語る。

 心掛けるのは、仲間の変化に気付き、コミュニケーションをとること。「今日の髪形、めっちゃ、いいやん。あそこの芝居、変えたん?とか。私も頑張らなきゃと感化されるんです」

 トーク上手な大阪人ゆえ、テレビ番組など劇団を代表する仕事も多い。ぶれない軸は、「宝塚の品格やイメージを保つこと」。その枠の中で、親しみやすさを出すなど、番組に合せて見せ方を変えているという。

 劇場公演もしかり。初観劇の人は、最初の印象が強く残る。「5組あるとはいえ、この組は合わないから、他の組を見ようとは絶対にならない。宝塚自体から、遠のいてしまう」。どの劇場に立っても、「昨日は良かったけど、今日はダメだった、では意味がない」と観客との“一期一会”を大切にしている。

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 上演中の中日劇場は3月に閉館。宝塚の上演はこれがラストになる。実は、母が愛知県出身。同劇場公演時に、母親が育った地を訪ねたこともある、「私にとって第2の故郷」という。

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