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【福井大雪】除排雪費33億円に…11億円不足 パイプハウス被害604棟、野菜への被害深刻

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【福井大雪】
除排雪費33億円に…11億円不足 パイプハウス被害604棟、野菜への被害深刻

積み上がった歩道側車線の雪をどけて拡幅する作業=福井市 積み上がった歩道側車線の雪をどけて拡幅する作業=福井市

 記録的な大雪に伴い、福井県は今年度の除排雪費に11億円を追加する方針を決め、2月補正予算案に計上する見通しを明らかにした。今年度の当初予算に盛り込まれた約22億円と合わせると約33億円に上り、平成に入って最高額になるとしている。一方、パイプハウス約600棟が倒壊するなど園芸施設の被害が出ており、西川一誠知事は15日の県災害対策本部会議で国に財政支援を要請する方針を示した。

 除排雪費追加に関して、県財務企画課は「大きな寒波が来たので、11億円が不足することになった。今回の寒波ではこれまでの最大出動による除雪費用を推測などして11億円を追加することにした」としている。市町も除排雪費が不足しているが、把握できていないという。

 一方、大雪による農業被害で大きいのはパイプハウスの倒壊で、14日現在で604棟。市町別では坂井市が251棟、福井市167棟、あわら市105棟などで、嶺北の10市町で被害が出ている。栽培中のものではホウレンソウが最も多く、コカブ、ネギなどがある。栽培の準備段階のハウスはメロン、ミディトマト、ホウレンソウなどがある。

 農林水産部では「積雪のためハウスに近づけないところもあり、確認されているだけで全体の8割程度」としている。このほか、牛糞などの堆肥舎1棟が倒壊しているが、野菜集荷場などの被害は今のところないとしている。被害状況を把握して予算などで対応を決める方針だ。

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