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【関西財界セミナー】(1)万博・IR 人材発掘に期待感、広域連携に懸念も

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【関西財界セミナー】
(1)万博・IR 人材発掘に期待感、広域連携に懸念も

第56回関西財界セミナー。第4分科会では「戦略としての働き方改革~真の生産性向上のために~」と題し、活発な議論がおこなわれた=8日午後、京都市左京区の国立京都国際会館(寺口純平撮影) 第56回関西財界セミナー。第4分科会では「戦略としての働き方改革~真の生産性向上のために~」と題し、活発な議論がおこなわれた=8日午後、京都市左京区の国立京都国際会館(寺口純平撮影)

 政府が大阪誘致を目指す2025年国際博覧会(万博)の開催地が11月に決定することから、成否の行方や大阪府などが誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設(IR)に関心が集まった。参加者からは「若い人材を発掘する機会に」「活性化の起爆剤に」と期待の声が高まる一方で、大阪以外の都市との温度差もうかがわせた。

 日本は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)での開催を計画。会場でロボットや自動運転などの最新技術を体験できる「未来社会の実験場」の構想を掲げる。

 博報堂の白井博志関西支社長は、昭和45年大阪万博で若い芸術家が登用されたことを指摘し「次の時代を引っ張るクリエーティブな人材を開拓することが重要」と強調した。

 夢洲で万博会場の隣接地に建設が想定されるIRについては、政府がギャンブル依存症対策などを盛り込んだIR実施法案を開会中の通常国会に提案する見込み。関西経済同友会の次期代表幹事に内定している、りそな銀行の池田博之副会長は「(経済成長力への)漠然とした不安感を打ち消すためにも、万博とIRを起爆剤にすべきだ」と期待を込めた。

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