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「三毛猫」と「クロネコ」が協定 日本初、和歌山電鉄とヤマト運輸が電車で宅配便個別配送 締結式に「よんたま」駅長登場

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「三毛猫」と「クロネコ」が協定 日本初、和歌山電鉄とヤマト運輸が電車で宅配便個別配送 締結式に「よんたま」駅長登場

和歌山電鉄の小嶋社長やよんたまが登場し、事業開始をPRした=和歌山市 和歌山電鉄の小嶋社長やよんたまが登場し、事業開始をPRした=和歌山市

 和歌山電鉄(和歌山市)とヤマト運輸(東京都中央区)は、宅配便の荷物を乗客とともに鉄道車両に乗せて運ぶ「貨客混載」事業を16日から貴志川線で開始すると発表した。道幅が狭く車が通りにくい地域まで宅配便を電車で運び、駅からは自転車で各戸に荷物を届ける。

 地域の物流サービス向上を目的に事業を開始。和歌山電鉄は電車の空きスペースを活用し、収益の確保が見こめるほか、ヤマト運輸にとっては集配の効率化や、運転免許を持たない従業員の雇用拡大にもつながるという。

 午前7時台に、ヤマト運輸の配達担当者2人が、同線田中口駅で荷物を入れた専用コンテナ(幅60センチ、奥行き80センチ、高さ約1メートル)2個を下り列車に積み込み、担当者も乗車。約2・3キロ先の神前駅でコンテナを降ろし、駅近くに止めているリヤカー付き自転車で配達先まで運ぶ。

 両社は伊太祈曽駅(同市伊太祈曽)で事業の協定を締結。同駅の駅長に就任したばかりの三毛猫「よんたま」も登場した。

 和歌山電鉄の小嶋光信社長は「貨客混載はとてもいいアイデア。今後も地域のお役に立てるよう、さらにサービスを発展させていきたい」。ヤマト運輸の北村稔関西支社長は「地域の観光振興に貢献している和歌山電鉄と協力できてうれしい。今後も地域住民の生活サービスの向上と物流効率化を進めていきたい」と話した。

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