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【陸自ヘリ墜落】直前の部品交換が焦点に 主回転翼脱落、極めて異例

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【陸自ヘリ墜落】
直前の部品交換が焦点に 主回転翼脱落、極めて異例

 陸上自衛隊AH64D戦闘ヘリコプターの墜落現場(奥)近くの田んぼで見つかった機体の一部とみられる破片=5日午後7時56分、佐賀県神埼市  陸上自衛隊AH64D戦闘ヘリコプターの墜落現場(奥)近くの田んぼで見つかった機体の一部とみられる破片=5日午後7時56分、佐賀県神埼市

 佐賀県の住宅に墜落した陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターは、メインローター(主回転翼)が上空で脱落した可能性が強まってきた。メインローター脱落による事故は過去にほとんど例がない。なぜ起きてしまったのか。回転する4枚の羽根をつなぐ部品を直前に交換しており、この整備作業や新しい部品に問題がなかったかが焦点になりそうだ。

 ▽目撃証言

 5日午後4時36分、ヘリは佐賀県吉野ケ里町の駐屯地を離陸。約2分後、管制官がヘリと交信した際は、トラブルは確認されなかった。その後急降下し、4時43分、駐屯地から約6キロ離れた住宅に墜落した。

 その瞬間を、近くにいた車のドライブレコーダーが捉えており、水平方向に移動していたヘリが突然、制御不能に陥り、約10秒後に住宅に突っ込む様子が撮影されていた。

 この映像でははっきり確認できないが、複数の目撃者がメインローターが外れたと証言し、墜落現場の周辺には部品が散乱していた。

 陸自が事故直前に交換したのは、揚力を生み出す4枚の羽根を取り付けるメインローターヘッドと呼ばれる部品だ。大きな負荷がかかる箇所で、飛行がおおむね1750時間に達したために交換し、5日に試験飛行に臨んでいた。

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