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【ボストンから一言(4)】「侵攻してきた北軍大佐がピアノを弾き始めた…」韓国才女の脳裏に浮かぶ姿

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2017年7日に行われた朝鮮戦争休戦64周年の朝鮮人民軍の決意大会=平壌(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
2017年7日に行われた朝鮮戦争休戦64周年の朝鮮人民軍の決意大会=平壌(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 米ボストンでの韓国出身の友人、Hさんの思い出話はくみつくせぬ泉のようだった。その記憶力に感銘を受ける私に、彼女は「あなたが聞くから記憶が戻ってくるのですよ」と笑っていた。

 ある時、耳にしたこともない歌に私が「それ何ですか」と尋ねる、(上流階級の子女らが集まった)淑明女学校の音楽の時間に歌っていた「金剛石」の歌だという。

 日本人である私がインターネットで検索をして初めて知る。明治20年(1887年)に昭憲皇太后が華族女学校(現学習院女子中・高等科)に贈られたものだそうだ。

 Hさんは「教育勅語(ちょくご)も終わりまで言えますよ」と笑ってみせる。

 東日本大震災の津波では、「『稲むらの火』のような人がいれば、これほどむごくはならなかったでしょうに」と嘆息していた。

 これだけのことを習うとは、淑明女学校の教育水準の高さが推し量られる。

 余談だが、Hさんは、被災地で寒空の下、子供を抱えながら水を求めて並ぶ姿に心痛め、かなりの額を寄付している。

 第二次世界大戦前後のことを語れる人も少なくなった今となっては、Hさんの朝鮮戦争の体験は、北朝鮮の狡猾(こうかつ)さを知る歴史としても貴重なものではないかと思う。

 ■砲弾の音にもおびえず

 朝鮮戦争が勃発した1950(昭和25)年6月25日の朝。ラジオ放送から北朝鮮軍の進軍を知らせるニュースが流れてきたという。

 「北朝鮮軍が38度線を越え攻めてきた!」

 しかし、それまでに北朝鮮軍と韓国軍の小競り合いはしょっちゅうのこと。いつものことかと、夏休みに帰省をしなかったHさんら女生徒12人ほどは、遠く北方で響き渡る砲弾の音におびえることもなく、のんびり過ごしていたという。

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