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【フリースタイルスキー】平昌五輪逃し、大粒の涙 女子モーグルの伊藤みき「成長できなくなった」 滋賀出身の30歳

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【フリースタイルスキー】
平昌五輪逃し、大粒の涙 女子モーグルの伊藤みき「成長できなくなった」 滋賀出身の30歳

平昌五輪出場を逃して涙を浮かべる女子モーグルの伊藤みき=20日、カナダ・トランブラン(共同) 平昌五輪出場を逃して涙を浮かべる女子モーグルの伊藤みき=20日、カナダ・トランブラン(共同)

 フリースタイルスキーの女子モーグルで世界選手権の表彰台に3度立った伊藤みき(北野建設)が平昌(ピョンチャン)冬季五輪出場を逃した。20日にカナダのトランブランで行われたワールドカップ(W杯)で22位に沈んで、全日本スキー連盟の五輪派遣推薦基準を満たせず「もう一回成長したいと思っていたのができなくなった」と大粒の涙をこぼした。

 この試合で12位以上なら基準をクリアして4大会連続の五輪代表入りを確実にできる状況だった。しかし「大切な試合になると分かっていた」と臨んだ大一番はスピードに乗れず予選落ちした。

 この4年間はマイナスからの挑戦だった。2013年世界選手権で2個の銀メダルを獲得した実力者は、14年ソチ五輪2カ月前の海外遠征で右膝前十字靱帯(じんたい)損傷の重傷を負った。手術を回避してソチに乗り込んだが、予選直前の練習でけがを悪化させ、本番のスタートラインに立てなかった。

 手術とリハビリを経て復帰できたのは15~16年シーズン。どん底から五輪を目指す挑戦は静かに幕を下ろした。滋賀県日野町出身の30歳は苦しみ抜いた歩みを振り返り「いろいろなことに取り組んで、いろいろな挑戦ができて、すごく学びの多い日々だった」。最後はトレードマークの笑顔が戻った。(共同)

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