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走行中に新快速アルミ製カバー3枚落下 最大10キロも運行継続、JR西「支障ないと思った」

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走行中に新快速アルミ製カバー3枚落下 最大10キロも運行継続、JR西「支障ないと思った」

 JR西日本は25日、昨年末に走行中の新快速車両床下にある機器のアルミ製カバー3枚(重さ最大約10キロ)が落下するトラブルがあったと発表した。落下翌日の車両点検で判明後、落下物が未回収の間も運行を継続させたが、後続車が乗り上げるなどの事故や、けが人などはなかった。1カ月近く公表しなかったことについて、JR西は「調査に時間がかかった」としている。

 トラブルが発生したのは、昨年12月30日午後5時半ごろ。東海道線芦屋-尼崎間を走行中の播州赤穂発野洲行き新快速(8両編成)で、2号車床下にある車内の電灯や空調などに電源を供給する装置を収納している機器箱のアルミ製カバー3枚が落下した。

 いずれも厚さ3ミリで、縦約50~60センチ、横約45~85センチ。重さ約4・5~10キロだった。乗務員らは落下に気づかずに運行を継続。翌31日朝に車両所で行われた点検中、なくなっていることに気づいたという。この時点では原因は不明だったが、JR西は予備のカバーをつけるなどして車両を運行させた。

 同日午前9時半ごろ、芦屋駅付近を走行中の運転士が、線路内にカバー1枚が落ちているのを見つけ、指令に報告。巡回中の施設係員が付近で残り2枚を回収した。JR西は同日午後1時ごろ、車両の臨時検査を実施。装置の電子部品がショートして機器箱の空気圧が上昇し、カバーが外れた疑いがあることが分かったという。

 運行継続などの判断について、JR西は「後続車は通常通り運行していることを確認。(後続車などの)乗務員から異音などの申告もなく、列車が接触する位置に落ちていないと判断した」とした。

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