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山中所長が給与を基金に寄付、iPS細胞研の論文不正問題で

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山中所長が給与を基金に寄付、iPS細胞研の論文不正問題で

 京都大iPS細胞研究所の論文不正問題を受け、山中伸弥所長が自身の給与を今月から当面の間、研究所の基金に全額寄付する考えを示していることが25日、研究所への取材でわかった。

 不正があった論文の研究費の総額は約310万円で、うち約230万円は、一般から募った寄付金を原資とする研究基金から拠出されていた。

 研究所によると、山中氏は問題を受け、1月からの給与全額を基金に寄付する考えを伝えた。問題の対応のため、所長としての本来の仕事ができず責任を感じていることを理由に挙げたほか、不正研究に使われた寄付金の補填(ほてん)ではなく、自身の気持ちを納得させるためだと説明したという。

 基金は平成21年4月に創設。人工多能性幹細胞(iPS細胞)の医療応用に向けた研究費や普及活動などに利用されてきた。

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