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「圧力に対し国際的価値」和歌山県太地町がデンマークの捕鯨の町と姉妹都市連携 

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「圧力に対し国際的価値」和歌山県太地町がデンマークの捕鯨の町と姉妹都市連携 

クラクスビークとの姉妹都市提携締結で記者会見する三軒町長=太地町 クラクスビークとの姉妹都市提携締結で記者会見する三軒町長=太地町

 捕鯨やイルカ追い込み漁で知られる太地(たいじ)町と、同様の追い込み漁を行っているデンマークの自治領、フェロー諸島の町、クラクスビークとの姉妹都市提携締結。24日、記者会見した三軒一高町長は「生きるために海洋生物資源に依存してきた両町の共通項を生かし、末永く互いに発展していきたい」と喜びを語った。

 三軒町長らは今月16日から22日にかけて、クラクスビークを訪問。「念願だった訪問は現地で大変な歓迎を受けた。私たちの願いが十分に伝わっていたのだと思います」と三軒町長は振り返った。

 太地とクラクスビークには互いに追い込み漁という伝統的な文化がある。しかし、両町ともに反捕鯨団体の妨害などに遭ってきた。三軒町長は今回の提携実現で「お互いの町というだけではなく、国同士でも捕鯨にとってよい協定になったのではないか」と、反捕鯨の圧力に対し、国際的な価値があるとの思いを述べた。

 現地での提携締結に際し、クラクスビークのヨグバン・スコアハイム町長も「お互いが歴史的に海洋生物資源に依存してきた。将来にわたって私たちの友情が豊かになると確信しています」とコメント。年内にはスコアハイム町長が太地町を訪れる予定にもなっているといい、三軒町長は「子供たちの交流など教育面やビジネスなど、将来的にさまざまな交流が進んでいくと思う」と話していた。

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