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【理研が語る】「百聞は一見に如かず」研究のヒントは観察にあり、新型顕微鏡の開発目指す

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【理研が語る】
「百聞は一見に如かず」研究のヒントは観察にあり、新型顕微鏡の開発目指す

24時間培養したマウス胚。表面組織の細胞に、解析のために個別のID番号を割り振った丸印(黒い部分)をつけている 24時間培養したマウス胚。表面組織の細胞に、解析のために個別のID番号を割り振った丸印(黒い部分)をつけている

 普通の人が思い浮かべる生きものは、発生を終えた「完成品」の姿だろう。その形をいくら眺めてみても、どのようにして受精卵からでき上がったのかわからない。どの細胞がどのように動いたのかわからない。やはり途中を観なくては。形が作られる仕組みのヒントも観察こそが与えてくれると信じている。しかも、どうしても自分の目で観察したい。論文を読んで他人の報告を知ったところで実感が湧きはしない。「百聞は一見に如かず」なのである。

 

 【プロフィル】塩井剛(しおい・ごう) 理研ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)生体ゲノム工学研究チーム・研究員。名古屋大学大学院理学研究科生命理学科専攻修了・博士(理学)。「実験は体力だ!」をモットーに運動を試みるも、すぐに体を痛めてはサボってばかり。最近は体力より成人病が気になりだした。

 

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