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【寝屋川監禁】両親を起訴 長女を放置死させた罪

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【寝屋川監禁】
両親を起訴 長女を放置死させた罪

 大阪府寝屋川市の住宅のプレハブで柿元愛里さん(33)が監禁され凍死した事件で、大阪地検は24日、保護責任者遺棄致死と監禁の罪で父親の泰孝容疑者(55)と、母親の由加里容疑者(53)を起訴した。

 監禁の期間は逮捕容疑では平成14年から昨年までの約15年間とされたが、地検は約10年間に短縮して認定。プレハブ内の監視カメラ映像の記録などから、監禁を裏付けられるのは19年以降と判断したとみられる。

 起訴状によると、両被告は19年3月から自宅内の広さ2畳ほどのプレハブ部屋に長女の愛里さんを入れ、外側から鍵をかけて監禁。満足な食事や治療を受けさせず衰弱させたまま放置し、昨年12月に死なせたとしている。

 捜査関係者によると、愛里さんは13年に統合失調症と診断。両被告はこれまで「精神疾患で暴れるため14年ごろプレハブを作って中に入れ、その後15年間ほとんど外に出さなかった。監禁ではなく療養のためだった」などと容疑を否認していた。

 両被告は昨年12月、府警に自首し、死体遺棄容疑で逮捕され、その後保護責任者遺棄致死と監禁容疑で再逮捕。愛里さんは同月の遺体発見時、身長145センチに対し体重が19キロしかなく、極度の低栄養状態で、裸で毛布にくるまった状態だった。

 死体遺棄容疑について地検は24日、不起訴処分とした。

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