産経WEST

【関西の議論】全国の芸舞妓が一堂に ニューヨーク公演も成功…花街復興・お座敷文化継承へタッグ

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【関西の議論】
全国の芸舞妓が一堂に ニューヨーク公演も成功…花街復興・お座敷文化継承へタッグ

花街復興をめざす菊乃さん(右端)ら元林院の芸舞妓=奈良市内 花街復興をめざす菊乃さん(右端)ら元林院の芸舞妓=奈良市内

全国20以上の花街が手を携え

 にぎわいを失った花街を再び盛り上げようと数年前に思い立ったのが、かつて元林院の芸舞妓が披露した舞踊興行「大和をどり」の復活だった。だが、単独では人手が足りず、全国に復興イベントへの参加を呼びかけることになった。

 元林院のみならず、不況の影響でお座敷が減り、後継者不足にあえぐ地方の花街は後を絶たない。そうした中、平成28年2月、全国8カ所の花街で活躍する芸舞妓が奈良に集結し、共演するイベント「ならまち花あかり」が実現。2回目の開催となった昨年2月は花街の参加数が12に増え、来月24、25の両日には3回目の「花あかり」が実施される。

 今回は、京都や石川、福井、愛媛、福岡など20を超える花街から芸舞妓が集う予定で、お座敷文化を後世に伝える「サミット」を開くことも決まっている。

 各地の花街は、後継者不足や若い芸舞妓をいかに育てるかといった共通の悩みを抱えているといい、「この世界に憧れる人は結構いるが、受け入れる側のシステムにも課題がある。横のつながりがほとんどない中で、問題について話し合う場になれば」。菊乃さんはそう思いを込める。

 1月から奈良町芸者としてスタートを切った菊亀さんは「他の街のおねえさんとご一緒できるので、いろんな文化を勉強できると思う」とイベントを待ちわびている。

拡大する輪、海外にも

続きを読む

このニュースの写真

  • 全国の芸舞妓が一堂に ニューヨーク公演も成功…花街復興・お座敷文化継承へタッグ
  • 全国の芸舞妓が一堂に ニューヨーク公演も成功…花街復興・お座敷文化継承へタッグ
  • 全国の芸舞妓が一堂に ニューヨーク公演も成功…花街復興・お座敷文化継承へタッグ

「産経WEST」のランキング