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打ち出の小づちなど縁起物入り「福引せんべい」生産ピーク 三重の老舗「一度食べたら忘れられない味」
2月3日の節分を前に、津市内の老舗せんべい店で縁起物の福引せんべいの生産がピークを迎えている。大きな三角形のおむすびのようなユニークな形のせんべいで、中に、打ち出の小づちなどの縁起物が入っており、県外への贈り物としても人気があるという。
生産しているのは同市大門の平治煎餅本店。同店によると、同市の津観音寺の節分会に合わせ、津市内では約10軒のせんべい店が福引せんべいを生産していたという。
同店も昭和30年代から、通常のせんべいの生産工程の合間に、節分用のせんべいを手がけてきた。現在は他店が生産を中止し、市内では同店だけが生産しているという。
せんべいは直径31センチ(税別1389円)と24センチ(同741円)の2種類。外側に1年の無病息災を願うため今年の干支の戌や、厄除けの刻印をし、中にだるまや福笹などの縁起物が閉じ込められている。
今年は今月中旬から生産を始め節分までに約6千個を生産。例年、節分の日の昼間までに完売するという。同店では「一度食べたら忘れられない懐かしい味なので、贈り物にも重宝されている」と話している。


