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朝日阪神支局襲撃で重傷の犬飼兵衛氏が死去

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朝日阪神支局襲撃で重傷の犬飼兵衛氏が死去

負傷した手に毛布をかけ、車イスで記者会見に向かう犬飼兵衛記者。「退院後も第一線で記者活動を続けたい」と語った=昭和62年5月13日 負傷した手に毛布をかけ、車イスで記者会見に向かう犬飼兵衛記者。「退院後も第一線で記者活動を続けたい」と語った=昭和62年5月13日

 昭和62年に兵庫県西宮市で起きた朝日新聞阪神支局襲撃事件で重傷を負った元記者の犬飼兵衛(いぬかい・ひょうえ)氏が16日、香川県内の病院で死去した。73歳。葬儀・告別式は近親者で行った。

 62年5月3日、阪神支局に散弾銃を持って押し入った男に、小尻知博記者=当時(29)=と共に銃撃され、重傷を負った。小尻さんは死亡した。

 「赤報隊」名の犯行声明文が届き、警察は右翼団体関係者らの洗い出しや使われたレミントン・ピータース弾の流通ルートなどを捜査したが、平成14年に時効が成立した。

 警察庁は、阪神支局や名古屋本社寮、東京本社での銃撃、静岡支局爆破未遂の朝日新聞を狙った各事件などを116号事件に指定している。

 朝日新聞大阪本社によると、犬飼氏は、襲撃事件の1年後に兵庫・淡路島の洲本支局長として取材活動に復帰。姫路支局長などを歴任し、長野県の諏訪支局勤務を最後に平成19年に退職した。

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