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【浪速風】野菜高騰で見えた「飽食の時代」の脆弱さ(1月18日)

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【浪速風】
野菜高騰で見えた「飽食の時代」の脆弱さ(1月18日)

店頭に並ぶ野菜。価格の高騰が続いている=1月15日、東京都新宿区の新宿八百屋(春名中撮影) 店頭に並ぶ野菜。価格の高騰が続いている=1月15日、東京都新宿区の新宿八百屋(春名中撮影)

 この冬は鍋物の出番が少ない。妻が「野菜が高くて」とぼやくので、スーパーをのぞいてみた。確かに高い。とくに葉物は、白菜、キャベツが4分の1にカットされ、それが安い時の1玉の値段だ。大根は3分の1本、白ネギは1本売り。変わらないのは「物価の優等生」と呼ばれるモヤシぐらいか。

 ▼こんな高値では、鍋に入れると、魚や肉類と主客転倒になってしまう。原因は昨年10月末に上陸した台風21号と、長雨による日照不足という。一昨年は北海道を相次いで襲った台風でジャガイモの産地が大きな被害を受け、ポテトチップスなどスナック菓子の生産にも影響が出た。

 ▼飽食の時代とされるが、土台は脆弱(ぜいじゃく)なのだ。それでも、近所のラーメン店でよく注文する野菜たっぷりのチャンポンは、量も値段も変わらない。独自の仕入れルートがあるのか、心意気か。感心して「ウチも工夫しろよ」と言ったら、野菜の代わりにキノコがいっぱいの湯豆腐が出てきた。

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