産経WEST

【関西の議論】「結婚夢見た」男性は「独身外科医」ではなかった…訴訟合戦の行方は

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【関西の議論】
「結婚夢見た」男性は「独身外科医」ではなかった…訴訟合戦の行方は

 女性は男性に手料理をふるまうなどのつき合いをしていたが、40歳を迎えるころになり、次第に将来への不安を募らせていった。

女性は“寿退社”

 「結婚を考えないのなら、年齢のこともあり、別れることも検討する」

 平成25年11月ごろ、女性はこう告げたが、進展はなかった。26年4月ごろ、外国人の男性と知り合って仲良くなり、同年7月に男性に別れを切り出すと、態度が変わったという。

 「『借金をつくった叔父』は実は暴力団関係者。失踪したのではなく、刑務所に服役中。正直に説明すれば女性の気持ちが離れると思った」

 これも嘘だったが、女性は信じた。「今年中には一緒になれるように頑張る」「一生かけて大事にする」などと熱心に言われ、2人の仲はまた近づいた。

 27年1月ごろ、結婚に向けた具体的な話し合いをするようになった。男性は将来は島で医師として働きたいと話し、女性に専業主婦になるよう求めた。同年5月下旬、女性は勤務先を辞め、「結婚する」と同僚や知人にも報告。祝儀も受け取った。女性は両親へのあいさつや結婚パーティーの日取りについて決めるよう、男性をせかした。

 だが…。

自宅に行ったこともなく

 27年6月下旬。男性はこんなことを言い出した。

 「実は叔父の借金の返済のため、資産家の未亡人と入籍したので、結婚はできない」

続きを読む

関連ニュース

「産経WEST」のランキング