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風流な商人の屋敷か 平安京跡で江戸初期の石敷き路地跡出土 水だめ施設は金魚観賞用の可能性

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風流な商人の屋敷か 平安京跡で江戸初期の石敷き路地跡出土 水だめ施設は金魚観賞用の可能性

商人のものとみられる宅地の敷地跡内から出土した石敷きの路地と溝=京都市中京区(平成29年8月撮影) 商人のものとみられる宅地の敷地跡内から出土した石敷きの路地と溝=京都市中京区(平成29年8月撮影)

 京都市中京区頭町の平安京跡で、江戸時代初頭の17世紀前半に商人が住んでいたとみられる屋敷跡から石敷きの路地跡や溝跡、金箔(きんぱく)瓦などで壁面が組まれた水だめ施設跡が出土した。建物跡は出ていないが、出土した遺物の中には国内外の高級陶磁器も含まれ、調査した民間団体「古代文化調査会」(神戸市東灘区)は当時の風流人の生活ぶりをうかがわせる資料と評価している。

 調査地は、現在の三条通(東西道)と新町通(南北道)の交差点の西北角付近で、平安京の左京三条三坊四町にあたる。付近は平安時代、太政大臣の藤原頼忠の邸宅・三条殿や白河法皇の近臣、藤原顕隆(あきたか)の三条西院があったと推定され、鎌倉時代以降は商人街として知られる。

 今回は、ホテル建設に伴い約340平方メートルを調査した。その結果、新町通沿いに建つ屋敷内から溝を伴った東西の石敷きの路地が幅約3メートル、長さ約10メートルにわたり出土。路地の真ん中には幅30センチ、深さ20センチの溝が通っていた。一緒に出た土器などからいずれも江戸時代初期のものとみられる。

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