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【軍事ワールド】自衛隊に新装備続々 イージス・アショア、長距離誘導弾に国産対艦ミサイルも…

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【軍事ワールド】
自衛隊に新装備続々 イージス・アショア、長距離誘導弾に国産対艦ミサイルも…

米ロッキード・マーチン社によるLRASMの広報画像。外部からの情報支援がなくとも単独で任務を遂行できるとされる(ロッキード・マーチン社HPより) 米ロッキード・マーチン社によるLRASMの広報画像。外部からの情報支援がなくとも単独で任務を遂行できるとされる(ロッキード・マーチン社HPより)

 現在、海上自衛隊のイージス艦は6隻だが、弾道ミサイル防衛(BMD)対応艦は4隻で、現在は北朝鮮の核・ミサイル危機に対応して任務(出航)期間が長期化するなど、乗組員の負担が増している。しかし「アショア」なら陸上にあるため、任務にあたる隊員らは勤務時間が終われば帰宅も可能で、交代制のシフトも柔軟となる。

 船体のない利点

 また「アショア」は船体やエンジンなどの駆動システムもなく、魚雷や速射砲も当然持たないため、それらを取り扱う人員を艦隊から抽出する必要はない。

 さらにイージス艦の場合は一定期間の航海を終えると整備や補修のためドッグ入りする必要があり、その間は活動できないが、アショアはそもそも船体もエンジンもないので、こうした任務休止期間を考慮しなくて済む。結果、長期的な人件費と維持費はイージス艦より激減するとみられる。そうした利点と引き換えにしたのが「移動できない」という点だ。

 「アショア」は秋田、山口両県の陸上自衛隊演習場が配備の候補地となっており、この2基で日本全域をカバーできるとされる。強力なレーダーと長射程ミサイルによるもので、攻撃を迎撃するには十分だが、イージス艦のように動けず固定目標となることで存在位置を知られてしまう。とはいえ、弾道ミサイルさえ撃ち落とすイージス・システム本体に打撃を与えられるような“攻撃方法”がいまのところないのも事実だ。

 弾道ミサイル対応

 政府はこうした海陸のイージスの能力をさらに強化する方針だ。SM3よりも長射程で対空はもちろん巡航ミサイル迎撃や対艦ミサイルとしても使えるSM6についても平成30年度予算で21億円を確保し試験弾を取得する。

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