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【関西の議論】「生き物係」どう育てる? 学校の動物飼育崩壊、教師も知識なく「ニワトリの卵、食べれるんですか」驚きの質問

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【関西の議論】
「生き物係」どう育てる? 学校の動物飼育崩壊、教師も知識なく「ニワトリの卵、食べれるんですか」驚きの質問

関西学院大で行われたウサギを使った飼育体験授業=平成29年11月、兵庫県西宮市 関西学院大で行われたウサギを使った飼育体験授業=平成29年11月、兵庫県西宮市

 「見た瞬間にこれは大変だと思った」。増えすぎた結果、オス同士のけんかが多発したり、餌不足によって健康状態が悪化したりするなど、深刻な状態だった。ウサギは去勢手術をした後に別の小学校に譲るなどして徐々に数を減らした。過剰繁殖しているウサギ小屋は、他にも多くの小学校でみられるという。

 また別の小学校では、教師に「ニワトリの去勢手術をお願いできないか」と相談されたことがあった。事情を尋ねると、ニワトリの卵を処理できずにヒナがふ化して数が増えてしまっていた。

 物延さんは「卵を食べてしまえばいい」と答えたが、「食べられるんですか」と聞き返され、面食らったという。衛生面を考えた上での反応だったものの、物延さんは「学校の飼育小屋の環境下で有害な菌が繁殖することはない」と指摘。そのうえで「子供に伝えるよりも、まず教師への教育が必要だ」と強調する。

 そんな同会も大学での授業は今回が初めて。小学校などで飼育されるウサギやニワトリは新人教師が飼育担当になり、適切な飼育方法を知らないまま飼育されているケースが多いことから、教師を目指す学生にも指導対象を広げた。

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