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【衝撃事件の核心】16歳女子高生の命奪ったトラック、ドラレコが残した度重なる赤信号通過も「見落としの可能性」判決のなぜ

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【衝撃事件の核心】
16歳女子高生の命奪ったトラック、ドラレコが残した度重なる赤信号通過も「見落としの可能性」判決のなぜ

高校1年の女子生徒が大型トラックにはねられた現場交差点=大阪市西淀川区 高校1年の女子生徒が大型トラックにはねられた現場交差点=大阪市西淀川区

 大阪府警は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑でトラックを運転していた男(44)を現行犯逮捕。大阪地検は、より重い罰則が問える危険運転致死罪で起訴した。男が赤信号であることを認識していながら故意に無視したと判断したからだ。

 ただ、危険運転致死罪を適用するのは簡単ではない。12月4日の初公判で、男は「赤信号を認識していながら無視してはいません」と故意の信号無視を否認。検察側は、赤信号を無視したのは「故意」と立証する必要があり、居眠りや脇見などで「見落とし」た可能性を排除しなくてはならない。

 検察側が「間違いなく認識していた」と主張する支えとなったのは、トラックにあったドライブレコーダーの存在だった。

スピード上げて現場に進入

 トラックには進行方向と運転席を写した2つのドライブレコーダーがあり、法廷で映像が流された。

 このうちトラックから前方を写していた映像からは、次のことが明らかとなった。

 《現場の西(現場の手前)約100メートルに信号機のある交差点があり、トラックは、この交差点を信号が赤になった直後に通過。とほぼ同時に約100メートル先の現場の信号も赤に変わった》

 《トラックと現場までの距離は98メートル。見通しは良く、時間にして約6秒の間があった。ブレーキをかければ止まることはできたのだが、トラックは止まるどころか、車線変更し、数キロほどスピードを上げていた》

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