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【星野仙一氏死去】星野イズム継承へ決意新た 阪神矢野2軍監督「教えは染みこんでいる」

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【星野仙一氏死去】
星野イズム継承へ決意新た 阪神矢野2軍監督「教えは染みこんでいる」

星野仙一氏へ黙祷を捧げる(前列左3番目から)揚塩健治球団社長、金本知憲監督、矢野燿大2軍監督、片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ、高代延博コーチ、平田勝男コーチら=甲子園球場(松永渉平撮影) 星野仙一氏へ黙祷を捧げる(前列左3番目から)揚塩健治球団社長、金本知憲監督、矢野燿大2軍監督、片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ、高代延博コーチ、平田勝男コーチら=甲子園球場(松永渉平撮影)

 阪神は8日、甲子園球場の室内練習場で新人合同自主トレーニングが始まるのに合わせ、金本知憲監督やコーチ陣、球団幹部ら約80人が集まり、膵(すい)臓(ぞう)がんのため4日に死去した星野仙一さん(享年70)に黙(もく)祷(とう)を捧げた。

 教え子の一人で、中日と阪神の2球団で指導を受けた矢野燿(あき)大(ひろ)2軍監督も黙祷の列に並び、「時間がたてば、星野さんの教えをもっと思い出すと思う」と沈痛な表情を浮かべた。

 矢野氏は1991年に中日に入団。星野監督について「捕手にはものすごく厳しかった」と振り返る。先輩捕手が鉄拳制裁を受ける場面も目の当たりにし、「投手には絶対にけがをさせるな」と何度もたたきこまれた。

 そんな星野さんの教えが頭をよぎった試合がある。昨季は1軍コーチを務めていたが、4月4日のヤクルト戦(京セラドーム大阪)で藤浪の死球をきっかけに両軍が乱闘騒ぎとなり、矢野氏も暴力行為で退場処分を受けた試合だ。

 暴力行為は許されないが、藤浪を守るための行為でもあった。「とっさのことだったけど、教えが染みこんでいる部分はあったと思う」と振り返る。グラウンドで熱い気持ちを全力でぶつけてきたのが「闘将」の姿。そんな“星野イズム”を若手選手に継承していくことが教え子たちの役目にもなる。(丸山和郎)

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