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【理研が語る】次世代スパコン「新たなる希望」 一度は打ち砕かれた「コンピューター上で新しい分子創出」が視野に

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【理研が語る】
次世代スパコン「新たなる希望」 一度は打ち砕かれた「コンピューター上で新しい分子創出」が視野に

大学の指導教官が机に置いていったメモ((当時の記憶をもとに復元)。この化学式の分子を計算するという研究テーマを与えられた 大学の指導教官が机に置いていったメモ((当時の記憶をもとに復元)。この化学式の分子を計算するという研究テーマを与えられた

 時は流れ、計算手法の発展や「京(けい)」などのスーパーコンピューターの出現で、小さなメモ1枚に化学式が収まらないような大きな分子の計算が日常化している。ポスト「京」などの次世代スーパーコンピューターが開発されれば、学生時代に思い描いた新しい分子の設計がいよいよ視野に入る。まだ解決すべき問題も多いが、新たなる希望に胸を膨らませながら研究していきたい。

 川島雪生(かわしま・ゆきお) 理研計算科学研究機構(AICS)研究員。博士(工学)。平成14年、東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻で学位取得。分子科学研究所、名古屋大学、九州大学、横浜市立大学を経て25年から現職。分子の電子状態のシミュレーションを用いた理論化学の研究を行っている。

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