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【ラン“紀”ング】(2)カラオケ王国 浪費しない県民性にぴったりの娯楽 かつての人気番組も影響

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県民歌もカラオケ

 カラオケ好きの県民性に“便乗”する取り組みも進んでいる。県には「赤とんぼ」や「待ちぼうけ」で知られる作曲家・山田耕筰が昭和23年に作曲した県民歌があったが、メロディーの認知度が県民の9割を超えるとされる長野県の「信濃の国」などと比べて知名度は今ひとつだった。

 このため県はカラオケ人気に着目。平成27年からはカラオケ機器「JOYSOUND(ジョイサウンド)」で県民歌の配信を開始した。現在では式典や行事で県民歌が流れることが増え、担当者は「カラオケ配信は県民歌の知名度アップに確実に効果があった」と満足げに語る。

カラオケは人生

 県民の“カラオケ愛”を語るのに欠かせないのがある番組の存在だ。テレビ和歌山で昭和59年から18年間放送された人気番組「カラオケ道場」。県内外から集まった一般の出場者10人が審査員の前で歌声を競い合うという内容だったが、アマチュアの参加者がテレビで熱唱する姿はお茶の間を大いに盛り上げ、当時まだ珍しかったカラオケブームの「火付け役」になった。

 番組への出演経験があり、チャンピオンに輝いたこともあるという和歌山市の村上明壽(あけとし)さん(61)は「『誰がチャンピオンになるんだろう』と当時はかなりの注目を集めていた番組だった」と振り返る。子供の頃、親戚(しんせき)の前で歌ったときは「音痴」だと笑われていたという村上さんは、同じ曲を何度も繰り返し歌い、音楽教室にも通って音程を猛勉強したという。

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