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「若手歌手の登竜門」 大阪・千里セルシーで1年以上ライブできず 建て替え検討 活動の場消滅の危機

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「若手歌手の登竜門」 大阪・千里セルシーで1年以上ライブできず 建て替え検討 活動の場消滅の危機

多くの歌手が出演したセルシー広場。中央にステージが見える=大阪府豊中市 多くの歌手が出演したセルシー広場。中央にステージが見える=大阪府豊中市

 若手歌手の登竜門として知られる大阪府豊中市新千里東町の大型商業施設「セルシー」の耐震性に問題があるとして、多くの歌手が利用してきた1階セルシー広場で、1年以上にわたり、ライブ活動などが開催できなくなっていることが、関係者への取材で分かった。所有者側はすでに建て替えを検討することをテナントに説明しているが、詳細は不明で、市民からは「若手歌手のライブはなくなるのではないか」と不安の声が上がっている。

 セルシーは、北大阪急行と大阪モノレールの千里中央駅前にあり、昭和47年にオープン。地上6階地下1階、延べ床面積約6万5千平方メートルで、1階に約千平方メートルのセルシー広場がある。若手歌手がレコードやCDの販売促進のために曲を披露したり、握手会を開催したりしたほか、各種イベントや民放の公開放送も行われてきた。広場には現在もステージが設置されている。

 しかし、管理会社の阪急阪神ビルマネジメントによると、所有者側の会社から「建物の耐震性に問題があり、広場を外部イベントに貸し出すことをやめる。多くの人が集まるイベントは受けられない」との方針が示された。広場は一昨年11月上旬に車の展示会が開催されて以降、外部に貸し出されていない。管理会社の担当者は「いつまでなのか分からない」と話す。一方、所有者側の会社は「守秘義務があるので回答できない」としている。

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