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預けたまま放置…理不尽なクリーニング長期保管、業者の9割に 業界団体「処分ガイドライン」作成へ

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預けたまま放置…理不尽なクリーニング長期保管、業者の9割に 業界団体「処分ガイドライン」作成へ

23年前の平成6年から保管を続けるブラウス。所有者とは連絡が取れないという=神戸市兵庫区 23年前の平成6年から保管を続けるブラウス。所有者とは連絡が取れないという=神戸市兵庫区

 全国のクリーニング店で預けた品物を長期間取りに来ない客が相次ぎ、保管スペースが不足するなどの問題が出ているとして、業界団体が年度内にも、処分に関する初のガイドラインを作成することが29日、分かった。業界団体の調査では業者の約9割で長期保管を抱えていることが判明。所有権が絡み、処分に踏み切れない実態があり、明確な基準を策定することで問題の解決を目指すという。

3~5年23% 「50年以上」放置のケースも

 「全国クリーニング生活衛生同業組合連合会」(全ク連)が平成29年夏に預かり品の長期保管について全国の427業者を初めて調査。その結果、仕上がり予定日を過ぎても、数カ月以上引き取りに来ない品物を抱える業者は全体の87・4%に上った。

 業者ごとに最も長く保管している品については3~5年未満が23・2%で最多。5~10年未満(20・5%)、1~3年未満(15・4%)が続いた。25年以上も5・9%あり、中には「50年以上」と答えた業者もあった。

 長期保管になった理由は「客と連絡が取れなくなった」(64・3%)、「客が忘れている」(62・5%)、「客に連絡しても引き取りに来ない」(47・7%)など。また、長期保管に伴う負担として、78・6%が「保管スペースの確保」と回答した。店舗のスペースが不足し、保管用に倉庫を借りたため、経営が悪化したと説明した業者もあった。

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