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【寝屋川監禁】「隔絶空間」で何が…突如消息を絶った真面目な小6少女

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【寝屋川監禁】
「隔絶空間」で何が…突如消息を絶った真面目な小6少女

複数の花束が置かれた現場の自宅周辺=平成29年12月28日午後、大阪府寝屋川市(桑村朋撮影) 複数の花束が置かれた現場の自宅周辺=平成29年12月28日午後、大阪府寝屋川市(桑村朋撮影)

 「もっとがんばって、妹やお母さんに見てもらいたい」。小学6年の運動会で創作ダンスを披露し、そんな言葉を残していた少女。以降消息は途絶え、約20年後に発見されたときは、ほぼ骨と皮だけになっていた。大阪府寝屋川市の民家に設置された隔離部屋で柿元愛里さん(33)が凍死した事件は、両親が死体遺棄容疑で逮捕されてから30日で1週間。わずか2畳の部屋に15年以上娘を閉じ込め、モニターで常時監視していたという異様な事件。大阪府警は殺人容疑も視野に、家族の生活実態の解明を進めている。

「元気にしてる?」手紙に返信なく

 「知っている愛里さんはおとなしくて、真面目。授業の合間には、図書室で分厚い本を読んでいた」

 市立小学校で同級生だった女性(33)は当時のことをそう振り返った。

 愛里さんが転校してきたのは平成7年夏ごろ、小学5年のときだったという。卒業まで同じクラスだった。シャイな性格で、話すより文章を書くのが好きだった。運動会では創作ダンスを一生懸命に踊り文集に、「妹と母親に見せたい」と書いていた。

 3学期から突然、学校に来なくなった。それまで変わった様子はなかった。心配して手紙を書いた。「元気にしてる?みんな待っているよ」。返信はなかった。

 中学も同じだったが、愛里さんの姿を見たことはない。だれかが「なんで柿元は来ないの」と担任に聞いたが、「そっとしておいて」と話をそらされたという。

 女性は「ニュースを見て言葉が出なかった。記憶の中の愛里さんはいつも悲しそうな表情をしていた」。

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