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【西論】将棋界 この1年 AIにはない白熱の人間ドラマ

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【西論】
将棋界 この1年 AIにはない白熱の人間ドラマ

プロ入り1年を迎え、「今後の糧になる1年だった」と語る藤井聡太四段=大阪市福島区の関西将棋会館(柿平博文撮影) プロ入り1年を迎え、「今後の糧になる1年だった」と語る藤井聡太四段=大阪市福島区の関西将棋会館(柿平博文撮影)

 藤井四段は昨年10月、史上最年少となる14歳2カ月でプロ入りし、同12月のデビュー戦で当時現役最高齢だった加藤一二三(ひふみ)九段(77)に勝った。そのまま勝ち続け、今年4月にデビュー戦から公式戦11連勝の新記録を樹立。このころから、報道陣の数は雪だるま式に増えていった。そして6月26日、藤井四段は将棋界の記録を30年ぶりに塗り替える29連勝を達成した。

 藤井四段の活躍は将棋界にさまざまな恩恵をもたらした。テレビでほぼ毎日、将棋の話題が取り上げられ、棋士の露出が増えた。加藤九段もブレークし、お茶の間で見ない日はないくらいに。ファンの間で「将棋めし」として話題になっていた棋士の対局中の食事が、将棋を知らない層にも興味を持たれるようになった。

 子供らが続々と将棋教室に入門し、若い女性も楽しむように。まさに「藤井フィーバー」。加藤九段の愛称「ひふみん」とともに今年の新語・流行語大賞候補になった。

 今月5日にも大きなドラマがあった。将棋界のスーパースター、羽生棋聖による「永世七冠」の達成だ。七大タイトル全てで規定の回数以上のタイトルを獲得する永世七冠は、常にトップに居続けなければなしえない大記録だ。

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