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【理研が語る】ヒトの体の細胞は60兆 一個一個中身を調べ、生命活動の根幹「細胞分裂」と「分化」の仕組みを明らかに

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【理研が語る】
ヒトの体の細胞は60兆 一個一個中身を調べ、生命活動の根幹「細胞分裂」と「分化」の仕組みを明らかに

各細胞内でどの遺伝子が何本発現しているか? 各細胞内でどの遺伝子が何本発現しているか?

 近年、大量の塩基配列を高速に読み出すことができる解析装置が登場したおかげで、細胞内で発現しているmRNAを網羅的に調べることができるようになってきた。顕微鏡で一個一個の細胞を観察してみると、形や模様はさまざまで、その時間変化も多種多様である。あらゆる状態の細胞の遺伝子発現を調べることができれば、細胞の一生における遺伝子発現の変化を調べることができる。最先端の技術を組み合わせて、多細胞生物の生命活動の根幹を担う細胞分裂と分化の仕組みを明らかにしたいと考えている。

 小川泰策(おがわ・たいさく) 理研生命システム研究センター(QBiC)オミックス動態研究ユニット基礎科学特別研究員。早稲田大学でタンパク質分子一個一個の働く仕組みを顕微鏡で調べる一分子生理学に従事し、同大学院にて学位取得。平成28年5月から現所属、29年4月から現職。顕微鏡イメージング技術と次世代シークエンシング技術を結び付ける研究に取り組んでいる。

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