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【東海の議論】「減税しない方が経済効果高い」河村名古屋市長の看板政策を市が否定 減税日本は最小会派に

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【東海の議論】
「減税しない方が経済効果高い」河村名古屋市長の看板政策を市が否定 減税日本は最小会派に

「逆境に打ち勝った信長さんにあやかってちょうよ」と織田信長関連イベントをPRした河村たかし市長(中央)。代表をつとめる「減税日本」とともに自身も「あやかりたい」厳しい情勢だ=11月20日、名古屋市役所 「逆境に打ち勝った信長さんにあやかってちょうよ」と織田信長関連イベントをPRした河村たかし市長(中央)。代表をつとめる「減税日本」とともに自身も「あやかりたい」厳しい情勢だ=11月20日、名古屋市役所

 名古屋市の河村たかし市長が代表を務める地域政党「減税日本」が、市議会で主要5会派中の最小会派に転落した。かつては地域政党ブームの牽引(けんいん)役を担い、市議会でも自民系会派などを抑え第一党に躍り出たが、近年は凋落(ちょうらく)に歯止めがかからない。さらに追い打ちをかけるように、11月には市が民間の調査結果として「減税しない方が経済効果は高い」とする報告書を公表。市長の看板政策を市が否定する異例の事態に。「とんでもなぁ、ひっどい話」と河村氏は減税路線を堅持する方針だが、足もとは揺らぎ続けている。(三宅有)

地盤の市議補選で完敗

 河村氏の求心力低下を改めて示したのが、10月22日の衆院選に続いて11月19日に行われた名古屋市議東区補選(改選数1)だった。減税の有力市議だった佐藤夕子氏が衆院選出馬(落選)で辞職したのに伴う選挙。しかも同区は河村氏にとって衆院議員時代からの集票の中心地で、いわばおひざ元だった。しかし結局、後継候補を立てられず、立憲民主党の公認候補が無所属候補を破って当選した。

 立民にとっては初の地方議員で、衆院選の勢いを地方でも見せつけた格好だが、逆に減税の凋落を象徴する出来事でもあった。

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