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【竹島を考える】韓国「日本海に『東海』の併記を」 国際総会で主張…日本はもっと危機意識を 下條正男・拓殖大教授

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【竹島を考える】
韓国「日本海に『東海』の併記を」 国際総会で主張…日本はもっと危機意識を 下條正男・拓殖大教授

日本海呼称問題で攻勢をかける韓国。2018年平昌冬季五輪の公式ホームページでも竹島を「Dokdo」(独島)、日本海を「EAST SEA」(東海)と表記した地図が使われている(同ホームページから) 日本海呼称問題で攻勢をかける韓国。2018年平昌冬季五輪の公式ホームページでも竹島を「Dokdo」(独島)、日本海を「EAST SEA」(東海)と表記した地図が使われている(同ホームページから)

 北朝鮮による核・ミサイル実験で緊張が続く中、この4月24日から28日まで、5年に一度の国際水路機関(IHO)総会がモナコで開かれた。今回も、日本海の呼称をめぐって日韓の確執があった。韓国政府は1992年の第6回国連地名標準化会議で、「日本海の呼称が普及したのは日本の拡張主義や植民地支配の結果」などと主張。1997年にはIHOでも、「『大洋と海の境界』が定める日本海の呼称に『東海』を併記すべきだ」と主張していた。

IHO総会に向けて戦略練る韓国

 以来、韓国側は5年ごとのIHO総会をめどに戦略を練ってきた。その成果の中には、2014年の米国バージニア州での東海併記法の成立も含まれている。

 韓国の外交部によると、今回の総会には外交部、海洋水産部、国防部(海軍)、国立海洋調査委員会、東北アジア歴史財団などの専門家30名ほどで構成された代表団を派遣し、万全の準備をして臨んだという。

 事実、会場には「東海」関連のブースが設置され、そこにモナコのアルベロ2世王子とペリオウェイ総会議長らを招くなど、韓国側は戦略的な広報活動を展開した。

 これに対し、日本の外務省と海上保安庁は、「『日本海』は国際的に確立された唯一の呼称であるという確固たる原則」により、「根拠のない韓国の主張に対し、IHOの場などで正しい歴史的事実に基づき反論する」との立場をとってきた。

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