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四国電力株が急落、8%安 伊方原発運転差し止め決定で

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四国電力株が急落、8%安 伊方原発運転差し止め決定で

四国電力伊方原発。(右上から反時計回りに)1号機、2号機、3号機=愛媛県伊方町(本社ヘリから) 四国電力伊方原発。(右上から反時計回りに)1号機、2号機、3号機=愛媛県伊方町(本社ヘリから)

 13日の東京株式市場で、電力会社の株価が軒並み下落した。同日午後に広島高裁が四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の運転を差し止める決定を出したことを受け、四国電力は前日比126円(8・31%)値下がりし、1390円で取引を終えた。原発の再稼働が遅れや停止が相次ぐ懸念が浮上し、原発を持つ関西電力、九州電力などの株価もつられて値下がりした。

 伊方3号機の運転差し止めが決まり、四国電力は当面、原発に頼らない火力発電中心の経営を余儀なくされる。燃料費の増加で収支は月約35億円悪化する見通しだ。平成30年3月期の通期決算でも前期比で大幅な増益を見込んでいたが、伊方3号機の運転停止で下方修正される可能性がある。

 四国電力株は朝方に買われて1530円まで上がったものの、午後1時半に差し止め判決が出ると直後から株価は急落した。一時は1353円まで下がった。原発停止の長期化による業績悪化が懸念され、株が売られた。

 四国電力の差し止め判決が出た直後から、東京電力ホールディングス(HD)を除く、原発を持つ各電力株も値下がりした。

 関西電力は3・16%安の1440円、九州電力は2・29%安の1235円。このほか北海道電力は1・76%安の780円、東北電力は1・59%安の1477円で取引を終えた。

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