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【ビジネスの裏側】ジェネリック医薬品、製剤工夫で色や味 目指せシェア80%

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【ビジネスの裏側】
ジェネリック医薬品、製剤工夫で色や味 目指せシェア80%

東和薬品は、錠剤に2色で印字することで薬を見分けやすくする工夫を施した 東和薬品は、錠剤に2色で印字することで薬を見分けやすくする工夫を施した

 ジェネリック医薬品(後発薬)を製造販売する東和薬品が、錠剤に製品名や用量を2色で印字する技術を開発した。12月発売の薬に採用した。医療や介護の従事者が他の薬と見分けやすくなるデザインだ。医療費抑制のため、国が後発薬の使用促進を進め、年々競争も激しくなっている市場で、メーカー各社は製剤の付加価値で差別化を図ろうとしている。(安田奈緒美)

 一目で確認

 東和薬品が発売したのは、高脂血症治療薬と高血圧症薬。製品名を黒、用量を赤もしくは青、緑の色の文字で表記して、一目で確認できやすくしたという。

 近年、医療現場では、薬の飲み忘れや飲み間違いを防ぐため、処方された複数の種類の薬を一括して包装する「一包化調剤」を希望する患者が増えているという。そうすると、薬剤師が薬を手渡すときや、介護従事者が服薬を手伝う際に薬の確認が重要な作業になるが、似たような形の錠剤が複数あると識別するのも一苦労。そういった現場の声をうけて、東和薬品は2色印刷で視認性を高める開発を進めてきた。

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