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【大学発 社会をつなぐ】厳しい現場を通して社会を学ぶ 京都産業大(下)大西辰彦副学長に聞く

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【大学発 社会をつなぐ】
厳しい現場を通して社会を学ぶ 京都産業大(下)大西辰彦副学長に聞く

「厳しい現場を通してこそ社会を学ぶことができる」と語る大西辰彦副学長 「厳しい現場を通してこそ社会を学ぶことができる」と語る大西辰彦副学長

 京都産業大学(京都市北区)は平成25年、京都府南部の井手町と連携協定を締結。経済学部のゼミ生が「井手応援隊」を結成し、過疎化が進む町の魅力を発掘する活動に取り組んでいる。学生はどんな成長を遂げるのか。ゼミを担当する大西辰彦副学長に聞いた。

 --井手町の現状は?

 「町の人口は平成7年の9438人をピークに現在7500人台まで減少し、高齢化率も32.6%と全国平均を大きく上回っている。隣接する木津川市や京田辺市が関西文化学術研究都市のニュータウン化などで全国有数の人口増になっているのとは対照的だ」

 --どんな活動を行っているのか

 「3年前、町の子供と一緒に紙灯籠をつくって川沿いに並べる活動から始まり、昨年は映画『神さまの轍(わだち)』の誘致に成功した。空き家改修にも着手し、今春に活動拠点『むすび家ide』としてよみがえった。ここで学生が子供たちの宿題を手伝う『寺子屋活動』を行っている。この活動で町の魅力を発信して外部からの定住者を募り、10年計画で転入人口増につなげるのが狙いだ」

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