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ベトナム人殺傷事件で傷害罪の被告に無罪判決 大阪高裁

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ベトナム人殺傷事件で傷害罪の被告に無罪判決 大阪高裁

 大阪市生野区で平成27年9月、ベトナム国籍の男性3人が死傷した事件で、1人に対する傷害罪に問われた無職男性(48)の控訴審判決公判が30日、大阪高裁で開かれた。和田真裁判長は「被害者の証言に記憶違いが含まれている可能性があり、男性を犯人とするには合理的な疑いがある」とし、懲役1年6月とした1審大阪地裁判決を破棄、無罪を言い渡した。

 和田裁判長は判決理由で、1審判決が信用性を認めた「別の男に刃物で切られた後、被告人に顔面を殴られた」とする被害者の証言について、証言した場所に血痕が残っていなかったことから「客観的状況と矛盾する」と指摘。被害者が飲酒していたことや無職男性に動機もないことから、犯行を裏付ける証拠はないとした。

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