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【将棋】藤井四段、棋聖戦1次予選決勝で敗れる 1分将棋で「指し手がちぐはぐになってしまった」

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藤井四段、棋聖戦1次予選決勝で敗れる 1分将棋で「指し手がちぐはぐになってしまった」

棋聖戦1次予選決勝で大橋貴洸四段(左)に敗れ、終局後に対局を振り返る藤井聡太四段=29日午後、大阪市福島区の関西将棋会館 棋聖戦1次予選決勝で大橋貴洸四段(左)に敗れ、終局後に対局を振り返る藤井聡太四段=29日午後、大阪市福島区の関西将棋会館

 将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(15)は29日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた棋聖戦(産経新聞社主催)の1次予選決勝戦で大橋貴洸(たかひろ)四段(25)に敗れ、2次予選進出はならなかった。公式戦通算成績は51勝8敗(未放映のテレビ対局を除く)となった。

 持ち時間は各1時間。角交換した後、大橋四段が持ち駒の角を打ち込むなどして相手陣を脅かし、積極的に攻めた。藤井四段はたびたび長考し、大橋四段が残り20分以上持っていた時点で先に時間を使い切って1分将棋となり、苦しい展開となった。

 藤井四段は大橋四段の猛攻をしのぎつつ、大橋四段に王手をかけるなど粘りに粘ったが、巧みな攻めに100手で投了した。

 終局後、藤井四段は「先に時間を使い果たして苦しくなった。秒読みになって指し手がちぐはぐになってしまった」と話した。

 3度目の対局で初勝利を挙げた大橋四段は「形勢がよくわからず、終盤ぎりぎりまでわからなかった。持ち時間が1時間と短いので、決断よく指すことを心がけた」と話した。

 大橋四段の2次予選での対戦相手は、連勝中の藤井四段が2度戦った若手の強豪、澤田真吾六段(26)で、2次予選1回戦で谷川浩司九段(55)を破っている。

 藤井四段は次回、12月7日に順位戦C級2組7回戦で高野智史(さとし)四段(24)と対戦する。

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