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【衝撃事件の核心】漂流する神戸山口組 暗殺失敗、本部事務所使用停止…六代目山口組が漁夫の利か

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【衝撃事件の核心】
漂流する神戸山口組 暗殺失敗、本部事務所使用停止…六代目山口組が漁夫の利か

神戸山口組が新本部として使用する可能性が高い神戸市中央区の拠点ビル 神戸山口組が新本部として使用する可能性が高い神戸市中央区の拠点ビル

 県警によると、この日ビル内で開かれたのは月に1回のペースで直系組長らが集まる「定例会」だ。休日と重なるなど特別な理由がない限り、毎月8日に淡路市の本部事務所で開催されるはずだったが、10月に神戸地裁から使用禁止を命じる仮処分決定が出て本部事務所が使えなくなったため、日時と場所を移していた。

 組側は定例会開催によってビルが新たな「本部事務所」と認定され、再び使用禁止を命じられる可能性を懸念。とはいえ、組の重要行事である定例会を止めれば、組織の求心力が低下する恐れもある。捜査関係者は、「苦渋の策として、最高幹部が集う『執行部会』を15日に開き、その場にメンバー外の直系組長も、偶然ラフな格好で居合わせたという理屈を編み出したのではないか」とみる。

淡路島から“追放”

 仮処分は淡路市の地元住民の委託を受けた兵庫県の外郭団体「暴力団追放兵庫県民センター(暴追センター)」が10月2日に神戸地裁に申請し、同31日に認められた。

 本部の建物は平成22年ごろから、六代目山口組直系組織だった「侠友(きょうゆう)会」が使用。27年8月に六代目山口組から神戸山口組が分裂して以降は、侠友会の寺岡修会長(68)が神戸山口組ナンバー2の「若頭」に就任し神戸側の傘下に移り、本部事務所として提供することになった。

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