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【理研が語る】子供の顔、目は妻似、口元は夫似…遺伝子を自在に操り“パーツ”選ぶ時代が来る?  

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【理研が語る】
子供の顔、目は妻似、口元は夫似…遺伝子を自在に操り“パーツ”選ぶ時代が来る?  

理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)生体モデル開発ユニットリーダーの清成寛さん 理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)生体モデル開発ユニットリーダーの清成寛さん

 近年では急速な技術開発により、マウスのみならず、さまざまな種の動物で相同組み換えによる遺伝子操作が可能となった。もちろん倫理的な問題をクリアすれば、技術的にはヒトでも可能である。遺伝子の異常に基づくある種の遺伝病も、正常な遺伝子と入れ替えることによって解決できるだろう。

 技術開発により不可能が可能となり、新たな発見が生まれることは開発者冥利に尽きるが、その一方で、技術は時として開発者の意図とは違うところで利用される。遠い未来には、目は妻、口元は私、鼻は…と選ぶ時代がやって来るのだろうか。

 清成寛(きよなり・ひろし) 理研ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)生体モデル開発ユニットリーダー。理学博士。熊本大学大学院自然科学研究科修了。現在は、大腸菌やショウジョウバエ、マウスといった一般的な実験生物ではない、非モデル生物を用いた技術開発にも取り組む。息子たちに振り回されながらも、2人を観察しては自分に似たところを探す日々を送る。

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