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【衝撃事件の核心】「膝までの汚物に大量のハエ」猫50匹放置でぬかるみと化した人気市営住宅 「多頭飼育崩壊」の悲劇

部屋明け渡し全額を請求

 そんな中、住民の通報を受けた市が27年、ついに調査に乗り出す。

 女性は「猫はきちんと世話しており、一緒に暮らしている」と主張したが、水道のメーターは回っておらず、生活実態がないことは明白だった。面談などで指導を重ねても、改善の兆候はみられなかった。

 近隣の46世帯から要望書が提出されたこともあり、市は昨年10月に部屋の明け渡しを求めて神戸地裁に提訴。今年1月に主張が認められ、4月に強制退去に踏み切った。

 その後、市は11月8日に女性に宛てて畳や床板の交換などの修繕費約670万円や、消臭・消毒にかかる費用約260万円など計約1千万円を請求する文書を発送した。部屋の明け渡しで費用を全額請求するのは異例だ。

 市の担当者は「女性はたび重なる改善指導に従わないなど悪質性が非常に高い。請求に応じない場合は提訴する可能性もある」と強調した。

相次ぐ「多頭飼育崩壊」

 今回のような事例は、大量の動物を劣悪な環境で飼育する「多頭飼育崩壊」と呼ばれ、ここ数年で全国的に顕在化してきている。これまでは行政による殺処分が行われていたことなどから事態が表面化しにくかったが、猫の殺処分防止に力を入れるボランティア団体などが増えたことで注目されるようになった。

まず不妊去勢手術…何匹から「多頭飼育崩壊」か…飼い主は精神疾患?

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