産経WEST

両性機能持つズワイガニ発見 日本海で水揚げ 鳥取県水産試験場が発表

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


両性機能持つズワイガニ発見 日本海で水揚げ 鳥取県水産試験場が発表

雌雄同体とみられるズワイガニ(中)。上は雄、下は雌(鳥取県提供) 雌雄同体とみられるズワイガニ(中)。上は雄、下は雌(鳥取県提供)

 雌雄同体とみられる非常に珍しいズワイガニ1匹が山陰沖の日本海で漁獲され、鳥取県水産試験場(境港市)が20日、発表した。同試験場によると、こうしたズワイガニの採取は鳥取県で初めて。

甲幅10・8センチ 通常サイズより大きめ

 田後漁協(岩美町)所属の沖合底引き網漁船が今月中旬に漁獲。18日に境漁港(境港市)に水揚げ後、県漁協境港支所の職員が仕分けの際に発見し、同試験場が引き取った。

 甲幅が10・8センチあり、通常9・5センチ以下の雌のサイズより大きい一方、“ふんどし”と呼ばれる腹節は雌の特徴の円形をしている。雌雄両方の生殖器を持ち、脚には雌の交尾跡のような傷が見られた。

 同試験場では、極めて珍しい個体であることから、剥製にした後、カニを中心とした水族館「とっとり賀露かにっこ館」(鳥取市)で展示する計画だ。

「五輝星」は前年下回る

 鳥取県は、県内のズワイガニ漁で解禁(6日)から1週間の水揚げ状況をまとめた。松葉ガニ(雄)は水揚げ量・金額とも前年同期を上回ったが、親ガニ(雌)はいずれも下回った。

 6~13日の水揚げ量は、松葉ガニが前年同期比25%増の約51トン、親ガニが同11%減の約123トン。水揚げ金額は、松葉ガニが同18%増の約2億2500万円、親ガニが同4%減の約2億1200万円だった。1キロ当たりの単価は、松葉ガニが6%減の4389円、親ガニが7%増の1731円だった。

続きを読む

「産経WEST」のランキング